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会長挨拶

一般社団法人日本ペインクリニック学会第58回学術集会

会長 濱口 眞輔

日本ペインクリニック学会
第58回学術集会会長
獨協医科大学医学部 麻酔科学講座

濱口 眞輔

一般社団法人日本ペインクリニック学会第58回学術集会大会長を担当させて頂きます,獨協医科大学医学部麻酔科学講座の濱口眞輔です.
この度,2024年7月18日~20日の3日間にわたり,栃木県宇都宮市の栃木県総合文化センターにて,「痛みを診るプロフェッショナルとして」を会のテーマとして日本ペインクニック学会第58回学術集会を開催させていただきます.伝統ある本会の会長を務めさせていただくことは大変光栄であり,ひとえに皆様方のお力添えの賜であります.厚く御礼申し上げます.
開催形式は現地開催を基本としながらも,臨床業務などのために参加できない先生方や繰り返し勉強したい先生方もいらっしゃると思いますので,オンデマンド配信も用意しております.ご活用下されば幸いです(現地開催のみのプログラムもあることをご了承ください).

ペインクリニックという医療の標準化は非常に困難です.患者さんが訴える痛みは多様であり,治療法もそれに応じて多様となります.オーダーメイド医療が標準であると言っても過言ではなく,その医療を行っていくためには,われわれは何歳になっても精進を重ね,経験値を上げ,翌日の診療に生かすべきであります.
加えて,私はプロフェッショナルという存在に憧れております.患者さんを苦痛から救うペインクリニックという医療を実践するために,自己の犠牲も顧みずに日々研鑽を重ねる資質が医師には必要であり,その道に邁進する姿勢はまさにプロフェッショナルであります.今大会は,この姿勢を貫くプロフェッショナリズムを有する先生方の意見交換の場とし,患者さんを救うための知識と経験を共有できれば幸いに存じます.具体的には,特別講演,招待講演,招請講演などのご講演,シンポジウムやパネルディスカッションなどを企画しておりますので,活発なご討論や意見交換をお願い致します.
栃木県宇都宮市での本大会の開催はおよそ20年振りとなりますが(前回は2005年,第39回学術集会,恩師北島敏光会長),宇都宮は以前より気温が高いので,皆さまクールビズでのご参加をお願い致します.暑い宇都宮で熱気のある討論をなさった後の冷たいビールと熱々の餃子,とちぎ和牛を召し上がった後のジャズとカクテル,などで学会後も楽しんで頂けることと思います.
皆様に十分満足していただけるよう学術集会の準備をしておりますので,多数の先生方のご参加と一般演題へのご登録をお待ちしております.

一般社団法人日本ペインクリニック学会
第58回学術集会会長
獨協医科大学医学部 麻酔科学講座
濱口 眞輔

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